ISOによって1996年に制定（2004年に改訂）された環境マネジメントシステム規格のことです。

ISO9001同様、第三者審査機関による審査登録制度が行われています。

ISO14001では、企業や組織1社1社が環境活動としてできることを取り組めば、結果として国全体、そして世界全体の環境活動となると考え、その取り組みに要求あれる事項が定められています。

会社として環境活動に取り組もうと考えても、何をどうしたらよいのか、また、普段目に見える範囲のものしか手をつけられず、結果として環境活動を継続するのが難しくなってしまいます。

活動を実施し、そして継続するために会社に必要なルールを要求事項を活用して構築していきます。

中小企業がISO14001認証取得に取り組むにあたっての目的としては、「環境活動の実践」もありますが、その取り組みを通じて次のことが大切なポイントだと言えます。

 「顧客要求にこたえることでの売上の向上・維持」

 「今まで、たまたま知らなかったで済んでいた法規制への対応、コンプライアンスへの対応」

 「社内のムダ削減によるコストダウン」

 「緊急事態が発生した時に被害を最小限にする仕組みづくり」　など･･･

また、ISO14001と認証プロセスや要求事項は違いますが、エコステージやエコアクション21なども環境活動を推進するための規格として日本にはあります。