「ISOって聞いたことはあるけど、、、」という方も多いかともいます。

ISOとは、様々な製品や環境、情報セキュリティ規格を国際的に統一したものです。国際標準化機構（International =国際的な Organization =組織 for Standardization =標準化）が決めています。
ISOには、写真フイルムの「ISO100」とか「ISO400」などの感度表示、「ISOネジ」、「非常口の表示看板」、「クレジットカードなどの磁気」 などがあります。

例えば、日本で作られたネジが、フランスでは規格が違って使用できなかったらどうでしょう。
これらを世界共通基準にし、誰もがどこでもで安心して使用できるように、そして、輸出入が自由にできるようにしたのが、ISOと言う国際規格なのです。この国際規格は、世界で140以上あるISO加盟国において、国際的に認知された規格です。

日本においては、ISOの英語んどの原文を日本語訳し、JIS規格（日本工業規格）として使われています。（もちろん、日本独自のJIS規格も沢山あります）
このISOの規格は、製品などの物に対する規格だけではありません。

製品を作る会社の基準・手順、環境活動に取り組む会社の基準・手順、情報セキュリティに関する基準・手順などに関する規格があります。会社の基準・手順、管理・改善など、マネジメントシステム規格の代表的なものがISO9001（品質）、ISO14001（環境）、ISO27001（情報セキュリティ）というものです。